(下書き)真空管プリアンプの作成[オーディオ]
(2008-12-21 02:15:00) by きゃーる


< ページ移動: 1 2 >

ここ最近、レトロオーディオなんぞに興味を持ちまして、真空管プリアンプなるものを作成してみました。
作成とはいうものの、キットを組み立てるだけなのですが、プリのキットはなかなか手ごわかったです^^;
プリアンプとは、音量調節や、入力切替、物によっては、PHONO入力(レコードプレーヤーからの入力)を専門に取り扱う機器で、スピーカーをドライヴするパワーアンプの前段に位置するものです。
通常は、プリとパワーが一体になったプリメインアンプが一般的ですが、オーディオマニアにはこういったセパレート構成が好まれています。
サンバレーというメーカーのSV-722というキットが、ネットで評判が良かった為購入しました。128,000円也・・・
なんでも、往年の名プリアンプ、マランツ#7の回路を復刻したものとのこと。

以下、SV-722の諸元です。
形式:MM/MCフォノEQ付プリアンプ
製品区分1:ライン入力3系統,MM1系統,MC(HIGH,LO)各1系統
製品区分2:ヴォリューム付(単連)
製品区分3:プリント基板
製品区分4:低域特性を内部ディップSWで切換可0/+1.8dB/+2.8dB(25Hz)
使用真空管:SOV/12AX7LPS*6
周波数特性:フォノ:20Hz〜30kHz(RIAA偏差±1dB)フラットアンプ:5Hz〜200kHz
ゲイン:MC(L):92dB
サイズ(突起部・玉含む):W420×D360×H130
重量:7kg

音質重視で、ヴォリュームは左右別々、トーン(音質)コントロール等のチャラチャラしたものはついてません^^;

さてキットの中身です。

 

<画像:SV722_01.jpg>
なかなかうまくパッキングされてます。部品が多い・・・

まずは、電源基盤の作成


<画像:SV722_02.jpg>
続いて、イコライザーアンプ(PHONO入力用増幅部)の作成


<画像:SV722_03.jpg>
更に、フラットアンプ(CD等のライン入力用増幅部)の作成


<画像:SV-722_04.jpg>
と、ここまでは基盤実装がほとんどなので、楽チンです^^
これ以降、少々面倒になってきます。

サブシャーシへの真空管ソケット取付けと予備配線。汚い配線ですorz イモ半田だけは注意しました^^;


<画像:SV722_05.jpg>
イコライザー基盤、フラットアンプ基盤、電源基盤をシャーシに取り付けます。右下に見えるのは、電源トランス。
真空管ソケットへの配線がなかなか大変で、コテがぎりぎり入るスペースしかないし、付ける際に長さを決め線をカットするので失敗は許されません^^;
また順番を間違えるとコテ先が届かず付けれないというトラップもあります・・・
このアンプ、音質優先で、抵抗やコンデンサからのリード線を直接ソケットに半田付けするようになっとります・・・


<画像:SV722_06.jpg>
ロータリースイッチへの予備配線。線材の長さは全て指定されています。


< ページ移動: 1 2 >


コメント(12)
< 前の記事へ
TOPへ戻る

Powered by
MT4i 3.0.8